2011.08.18 お知らせ
新日鉄エンジニアリング株式会社「グループバリュー表彰」受賞のお知らせ
このたび、当社は、新日鉄エンジニアリング株式会社「グループバリュー表彰」を受賞しましたので
お知らせ致します。
グループバリュー表彰は、新日鉄エンジニアリング株式会社の価値基準、理念、経営戦略等に合致し、
子会社を含めた新日鉄エンジニアリンググループの企業価値(バリュー)の向上に資する取り組みを
対象に表彰するもので、グループ全体で年間最大8件に受賞件数が限られている名誉な表彰です。
H22年度はグループ全体で16件の応募案件があり、最終的に受賞した8件の中に当社が関わる下記2件
が選ばれました。
受賞した8件には「羽田空港再拡張プロジェクト」や「東京スカイツリー鉄骨工事」といった国家的
プロジェクトがある中で、こうした案件に肩を並べて当社の活動が評価されたことは、日頃の皆さん
の努力の賜物であり、社としても大変誇らしい受賞となりました。
受賞案件は、次の2件です。
1)NSES-JK活動の定着による体質強化/グループ業務改善活動
H21年度より、「技術力の嵩上げ」を目的に開始したNSES-JK活動も本年度で3年目を迎えました。
事業所を中心とした技術や安全の業務課題を、少人数のグループによる「ワイガヤ」を活発に行う中で、
自らの解決すべき問題と捉え、1000名規模の社員の地道な改善活動を展開してきたこと、実用性を
重視した活動としたこと、審査・評価を会社経営陣の一方的な審査ではなく、事業所メンバーによる
互選方式とする審査方法をとったこと等により、活動が活発化し、社の経営課題である「技術力の
嵩上げ」の実現に大きく寄与する活動となってきたことを評価されました。
2)東日本大震災からの迅速な復旧による地域貢献/岩手沿岸南部クリーンセンター整備運営事業
(当社と新日鉄エンジニアリング㈱、日鐵プラント設計㈱との共同受賞)
3月11日の東日本大震災により、同月末の完工を控えていた岩手沿岸南部クリーンセンターが被災
しました。現地で試運転に従事していた社員および施設本体は奇跡的に無事でしたが、社員のなか
には家族・家屋・車両等が被災した方も多く、また施設も電力・上下水道が遮断し、外構や仮設
事務所が被害を受けました。
自らも被災し、また強い地震が続き通信・交通手段が限られる中で、迅速な復旧に向けて現地メンバー
を中心に尽力し、4月11日の早期再稼働を実現したこと、また併設の温浴施設で避難者を含む多くの
地域住民を受け入れることで地域貢献を果たしたこと等により、地元社会からの新日鉄エンジニアリング
グループへの信頼をさらに高めたことを評価されました。
以上